埼玉医科大学総合医療センター高度救命救急センター

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YTT(Young Trauma Talk)を開催しました ― 豚皮を用いた縫合実習 ―

お知らせ

2026年7月31日(金)、研修医・医学生を対象とした外傷勉強会「Young Trauma Talk(YTT)」を開催しました。

今回のテーマは、救急診療において欠かすことのできない創傷処置と縫合手技です。人間の皮膚に近い感触をもつ豚皮を教材として、基本的な縫合手技を実践的に学びました。

形成外科医による講義からスタート

実習に先立ち、形成外科の医師による講義を行いました。

縫合糸の種類やそれぞれの特徴、創の状態に応じた糸の選択、基本的な縫合方法など、実際の診療で必要となる知識について解説していただきました。

単に「傷を縫う」だけではなく、創の状態をどのように評価し、どのような方法で処置するのか。形成外科の視点から、創傷処置の基本を学ぶ機会となりました。

豚皮を使って基本的な縫合手技を実践

講義の後は、参加者一人ひとりが豚皮を用いて、真皮埋没縫合や単純縫合などの基本手技に取り組みました。

実際に針と糸を扱うことで、講義だけではつかみにくい「針を通す位置や角度」「針の運び方」「創縁をきれいに合わせる感覚」などを実践的に確認していきます。

講師の先生方から直接アドバイスを受けながら、よりきれいで確実な縫合を目指して繰り返し練習する参加者の姿が多く見られました。

今回の実習が、基本的な縫合手技を身につけるだけでなく、実際の診療において創傷とどのように向き合うかを考えるきっかけになればと思います。

今後も当センターでは、救命救急科と形成外科をはじめとする各診療科が連携し、研修医・医学生が実践的な知識や技術を身につけられる教育の機会を積極的に提供していきます。

Young Trauma Talk(YTT)とは

当センターでは2020年より、研修医・医学生を対象とした外傷勉強会「Young Trauma Talk(YTT)」を開催しています。

多岐にわたる外傷診療の基本について、それぞれの分野の専門家を講師に迎え、少人数で気軽に質問や意見交換ができるトーク形式で学ぶ勉強会です。

救命救急科だけでなく、形成外科、感染症科、公衆衛生など、さまざまな分野の専門家にも参加いただきながら、診療科の垣根を越えて楽しく実践的に学べる場を目指しています。

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