医師としての価値観を築く原体験
キャリアの基盤となる実務経験
ここでしかできない経験を。
多くの重症患者を受け入れながら、圧倒的に低い院内死亡率を誇る救命救急センター。そんな当センターだからできる経験があります。チーム医療体制が整っているから実現できる、初療から退院、外来でのフォローまで患者様に寄り添う医療。命を救う現場から、機能回復・社会復帰の支援者として患者様と伴走していきます。また、様々な専門分野を持つスタッフと交流することができるのも当センターの魅力の一つです。
当センターの特徴
features国内随一の重症外傷センター
当センターは特に外傷診療に重点を置く、国内随一の外傷センターという側面を持っています。積極的に早期手術を行なっています。重症外傷症例に対するMTP、術後CTの徹底、迅速なIVR対応、重症体幹部外傷に対するDamage Control Surgeyを回避した一期的修復術、脊椎外傷に対する超早期手術、重度四肢外傷に対する四肢温存の徹底、機能予後の追求など、当センターは多くの特徴を有します。
働くメリット
Benefits of working当センターには、一次二次救急で四万数千人、三次救急では千数百人の患者さんが年間に搬送されてきます。外来と違い患者さんが診療科を選んできてくれるわけではありません。容体を把握し、疾患を見極めることから始まり、呼吸・循環管理・体液管理・感染管理など全てに対応するため、全身を診る習慣が身につきます。挿管や中心静脈の確保、人工呼吸器の使用法、血液浄化の方法など基本的なことから、他科では習得できないことまで短期間で学べます。
当センターは、救命のその先を見据えて診療体制を整えています。救命の先とは、損傷部位の機能回復を目指し、その先に社会復帰まで見据えることです。機能予後改善のためにICU滞在日数を短縮、重度四肢外傷からの救肢を実現する体制、リハビリテーション科との有機的な連携、長期的な外来フォローなど、患者さんのこれからの人生をより良くするために救命センター全体で一丸となって取り組んでいます。
救急医療の分野でも救急の専門医、指導医という資格があります。私たちはそれに加えサブスペシャリティとして何かの専門医を持つことを目指しているので、救急以外の専門性を身につけることができます。また、臨床の中で感じたテーマこそ本当の研究になると考えています。私たちは若手の意見であろうと現場で感じたことを一笑にふさず、積極的に取り入れ研究テーマにしています。
当高度救命救急センターでは、チーム医療制度を確立しており、さまざまな専門を持つスタッフが協働して診療にあたっています。PICUや麻酔科、術後ICUとも連携しており、他科研修も非常に気軽に行うことができます。幅広いスキルと高い専門性を両立して身につけることができるのです。
数字で見る
高度救命救急センター
頸椎・頸髄損傷手術件数
1位
重症外傷症例を多く診てきた当センターでも特に、頸椎・頸髄損傷手術件数は全国DPC病院の中で圧倒的首位を堅持しています。
院内死亡率
20%以下
当センターにおける院内死亡率は20%以下。(ISS41以上の最多発外傷症例CPAOAを除く)日本外傷データベースに基づく全国平均の50%強と比較して、高い治療実績を誇ります。
重症外傷症例数
400件以上
私たちが1年間で診療にあたるInjury Severity Score(ISS)16以上の重症外傷症例数です。
ドクターヘリ出動件数
410件
2010〜2020年のドクターヘリの出動件数年間平均です。2007年に当院を基地病院とした埼玉県ドクターヘリの運用を開始後、「飛び道具」として多くの最重症症例患者を搬送しています。
全身麻酔手術件数
1200件
私たちが1年間で行う全身麻酔手術件数です。全診療科中最多です。
出身校
24校
これは在籍スタッフの出身大学の数です。多様なスタッフが在籍しており、学閥は存在しません。
そのほかの特徴
Othersカジュアル面談
Online interview当センターでは、カジュアル面談を実施しています。 もし少しでも興味をお持ちであれば、カジュアルにオンラインでお話ししませんか?「まだ志望するかわからない」「見学予約ってハードル高いな」なんて方でも歓迎しますので、気兼ねなくお申し込みください。ざっくばらんに、当センターのことをご説明いたします。当センターのスタッフと話すことで、雰囲気を感じてみませんか?
※カジュアル面談の内容は採用選考には含まれません。
気兼ねなくご参加ください。
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